
抽象芸術のトップセールス結果、2015年第2四半期
トップ抽象芸術オークション結果の四半期スナップショット:2015年の第2四半期は、オークションの巨人クリスティーズとサザビーズが主導し、いくつかの重要な戦後および現代の販売で印象的な結果を見せました。
四半期の最高結果は、マーク・ロスコのNo. 10,で、5月13日にクリスティーズのポスト・ウォーおよびコンテンポラリーセールで81,925,000ドルで落札されました。このセールでは、抽象芸術の他の高額落札も見られました。フランツ・クラインのSteeplechase,は21,445,000ドルで落札され、ロバート・リーマンのBridge,は20,605,000ドルで落札されました(生存する抽象芸術家の中で四半期の第二位の結果)。また、ロバート・ラウシェンバーグのJohanson’s Painting,は18,645,000ドルで落札されました。
クリスティーズの「過去を見つめる」セールでは、抽象画に関するいくつかの印象的な結果も見られました。ロスコのNo. 36 (Black Stripe)は、4番目に高いハンマープライスである4,048万5,000ドルで落札され、ジャン・デュビュッフェのパリ・ポルカは、2,480万5,000ドルで落札されました。
2023年5月12日のサザビーズの現代アートイブニングオークションでは、抽象芸術において四半期の第2位と第3位の結果が出ました。ロスコの無題(黄色と青)(46,450,000ドル)とサイ・トゥオンブリーの無題(42,750,000ドル)です。
このセールでは、現存する抽象アーティストの最高結果が達成され、ゲルハルト・リヒターのアブストラクト・ビルドが28,250,000ドルで落札されました。また、サザビーズは24日の印象派および現代アートのイブニングセールでもいくつかの驚異的な結果を見ました。その中で、カジミール・マレーヴィチのシュプレマティズム、18世紀構成が33,842,820ドルで売却されました。
特集画像:写真提供 Sotheby's