
オーストラリア国立美術館への特別な遺贈 - IdeelArtによる
オーストラリアの著名な抽象画家数名の作品が、キャンベラの美術収集家による800万ドルの遺贈に含まれました。
経済学者であったアラン・ボクサー氏は、1950年代から昨年6月の死去まで、驚くべきオーストラリア美術の収集を続けました。遺言により、19点の絵画をオーストラリア国立美術館(NGA)に寄贈するよう指示していたとdailytelegraph.com.auは報じています。作品の質の高さにより、NGA館長ジェラルド・ヴォーン氏は「卓越した遺贈」と称賛しました。
収集品には、スタニスラウス・ラポテックの『夏の体験 第2番』(1964年)が含まれています。independent.co.ukによれば、彼は「抽象表現主義の提唱者」とされています。また、多くの人が「純粋抽象」を最初に用いたオーストラリアの画家とみなすロイ・デ・メイストルや、1964年の『冬の野原』が美術館の恒久的な所蔵となるエルウィン・リンの作品もあります。
さらに、ジョン・オルセンの『港町の子ども時代』(1965年)も含まれています。彼は抽象画家と呼ばれることもありますが、自身の作品を「風景の全体性の探求」と表現しています。
ボクサー氏は長年にわたりNGAと親しい関係を築き、退職後はボランティアの案内人も務めました。彼の収集品はチャールズ・ブラックマンやシドニー・ノーランの重要な作品を含み、美術館の「大きな空白を埋める」ものとなっています。
visual.artshub.co.auの取材に対し、ヴォーン氏は「アラン・ボクサー氏の趣味と鑑識眼は生前から知られ尊敬されており、彼の寛大な遺贈を通じて永遠に記憶されることは喜ばしい」と述べました。
この件の詳細はオーストラリア国立美術館のウェブサイトをご覧ください。
写真提供:オーストラリア国立美術館、ジョン・オルセン「港町の子ども時代」、1965年






